伊豆大島とのご縁を結ぶまで
「リトリートスペースを作る!」再び大島へ
会社を辞めてからの私は、好きなことで生計を立てること、つまりヒーリングで生きていくことにエネルギーを注いでいました。
その思いが実を結んだ2016年、再び大島にやってきました。
あの裏砂漠で遠隔一斉ヒーリングをするために。
ヒーリングを終わると、目の前に大きな虹がかかっていました!
生まれて初めて、虹の始まりを見た私は、この地に歓迎されているように感じました。
その後、旅した際のひらめきによって、パートナーと共にバリ島で初のリトリートを開催します。
バリ島も活火山で、大島と同じワイルドなエネルギー。「生徒さんをお連れして、この地でワークを体験して欲しいな」と思ったのが開催のきっかけでした。
バリ島でのリトリートは、生命力と遊びに満ちた素晴らしい時間になりました。
さらにその夏、スペインの山奥で開催されたリトリートグループに参加した私たちは、そのスペースに感動し「日本にもこんな場所を作ろう!」と盛り上ることになります。
そこで真っ先に思いついたのが大島でした。
今度は「リトリートスペースの場所を見つける」という目的をもって、大島へ向かいました。
その滞在中にいくつかのミラクルがおこります。
・事前に「大島に詳しい」と紹介してもらった方が、以前からの知り合いTちゃんだったこと
・私たちの滞在中、偶然Tちゃんも島にいて、地元のYさんご夫婦宅にお誘いいただけたこと
・Yさんご夫婦は移住者のリーダーのような存在で、そんな方に「協力するよ」と言ってもらえたこと
・私の夢だった「広いお庭で焚き火」で、おもてなしいただいたこと
この”始まり”の夜のことは忘れられません。
理想以上の景色が広がっていました
それから1年間、毎月島に通いました。
もっと島を知りたい。ぜんぶの季節を過ごしてみたい。島の方々と交流して、この地に場所を持つことを受け入れてもらいたい。移住者の方、地元の方をご紹介いただいてお話を聞いたりパーティーに参加させてもらったり、島の人しか知らない場所に案内してもらったりしました。
そして毎回、必ず大宮神社に立ち寄りこう祈っていました。
「私を受け入れてくださりありがとうございます。
どうか私と島とのご縁を深めさせてください。
この島に住ませてください。
多くの方をお連れしてまいります。
生命力を取り戻し、輝きに満ちた人を増やすために貢献させてください。
私をお使いください。」
その間も数回にわたり、生徒さんをお連れしてのリトリートや卒業旅行も行いました。
そうして少しずつ島とのご縁が深まっていったある日、朗報がやってきます。
私がイメージしているのにぴったりな空き家をご紹介いただけるというのです!
さっそく現地へ向かいました。
人気のない静かなエリア。焚き火のできる広いお庭。ヨガや瞑想、ワークショップができるスペース。10人くらいが泊まれる広さのある家。
すべてが理想通り、いえ、理想以上の景色が広がっていました。
もちろん、家も庭もたくさん手入れが必要な状態ではありました。でも、私にはそこで過ごす喜びのエネルギーが見えていました。
ちなみに、その場所は大宮神社と同じ「野増」エリアでした!
お祈りの言葉通り、リトリートスペースを輝きに満ちた人でいっぱいにすることを条件に、島に迎え入れてもらえたのだと思っています。