リフォームのこだわりあれこれ
Before→After
場所が見つかってから、リフォーム開始までに1年。
その間、住民票を移したり各種手続きをしたり、インテリアを考えたり、地元の施工会社と打ち合わせしたり。
勘がいい方はお気づきかもしれませんね。
地元の施工会社とは、私に大島を教えてくれた「OASIS」のおとうさん=青山さんです!
8年前のあの会話が現実のものになりました。
2020年1月にリフォーム開始、9ヶ月後に完成。2020年12月21日、晴れてRetreat&Stay BHOGAをオープンし皆さまをお迎えする運びとなりました。
さてここからは、Before→Afterをご覧ください。
お庭全体
離れ
エントランス
1Fリビング
キッチン
1Fトイレ
1F特別室
2F寝室
洗面台
お風呂
こだわりポイント
Retreat&Stay BHOGAのコンセプトは「つながって、解き放て」
訪れた方に”自分をみつめて解放する時間”をお過ごしいただけるように、徹底的にこだわったポイントをご紹介します。
■お庭
もともとは傾斜が大きく、土がむき出しだったお庭。ヨガや瞑想ができるように平らにする土木工事をお願いしました。
そこで課題となったのが、入り口が狭くて重機が入らなかったことと、一面をフラットにするのが難しかったこと。
結果、フラットスペースを2段に分けるなら可能とのことで、人力で作業していただきました。
ふかふかの芝生の上で、裸足でアーシングしたり寝転んだりしてくださいね。
■焚き火スペース
焚き火をながめていると、心の奥が浄化されていくようです。焚き火をする場所があることが、リトリートスペース欠かせない条件でした。
以前の家主さんは陶芸がご趣味だったのことで、倒壊したウッドデッキと釜がありました。
窯で使われていた耐熱レンガを焚き火スペースに再利用。「お庭で焚き火」の夢が叶いました!
■漆喰塗り、曲線とニッチ
壁は空気清浄の効果がある漆喰塗り。心の静けさを感じるために、真っ白に統一しました。
お部屋のいたるところに曲線やニッチを作ってくださり、やわらかなエネルギーの空間に。
図らずも憧れのスペインのリトリートセンター雰囲気そっくりに仕上がりました。
■無垢材の床
トイレ以外を除き、床はすべて無垢材に張り替えました。
美しい木目を引き立たせるために、色は塗らずに本来のままにしています。
木の暖かさ感じられて底冷えもありませんので、ぜひ素足で歩いてみてください。
■照明
夜の暗さ、闇の暖かさを味わっていただくために、まぶしすぎない優しい光を放つ照明を選びました。
太陽の光とともに活動する自然なライフサイクルを取り戻すと、みるみる元気になります。
大島に来ると「よく眠れる」「よく食べられる」「よく遊べる」とおっしゃる方が多いです!
■自然とアートの融合
色数を抑えて、プリミティブでありながらモダンなインテリアを基調としています。
WONDER FULL LIFEのタペストリーは、「いつかリトリートスペースに飾りたい」と場所が見つかる前から準備していました。
【編】【漆】【染】【陶器】それぞれの作家が担当し、一つの形になった芸術品です。古代泥染めによって現れた茶色からも、神聖なエネルギーを感じられます。
棟梁 青山さんの元、島のみなさんが本当に心を込めて力を合わせて、私の思いを形にしてくださいました!
Retreat&Stay BHOGAの立ち上げストーリーは、これでお仕舞いです。
ここまでお読みくださりありがとうございました!
これからも生き続け、変化していくこの場所で、あなたをお待ちしています。
Retreat&Stay BHOGAオーナー
EKTA